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親の家の片づけが進まないあなたへ。先にやるべきは○○です

こんにちは！不動産売却事業部の佐藤です！

突然ですが、先にやるべきは“登記簿の確認”です！

すみません、なんのこと？と思われますよね（笑）

親の家をどうしようか…と思っても、

片づけや整理がなかなか進まない、という声を最近よく聞きます。

（普段の掃除や片づけもままならない私も、親の家の片づけなんて想像しただけでも震えが止まりません。）

でも実は、片づけより先にやっておくと後がスムーズになることがあります。

それが――「登記簿謄本の確認」です！

「え？登記簿なんて、売る直前でいいんじゃないの？」

と思われる方も多いですが、

この“ひと手間”を早めにやっておくだけで、

後の売却準備がグッとラクになるんです。

そもそも登記簿謄本って？

登記簿謄本（正式には「登記事項証明書」）は、

その不動産の“身分証明書”のようなもの。

誰の名義なのか、どんな権利が付いているのか、

どんな土地・建物なのか――すべてがここに記されています。

登記簿は大きく分けて3つのパートに分かれています。

① 表題部（ひょうだいぶ）

その不動産の“基本情報”が書かれています。

土地なら「地目」「地積」、建物なら「種類」「構造」「床面積」など。

👉たとえば「登記上は宅地だけど、現況は畑」なんてズレがある場合、

　売却時に農地転用が必要になったり、手続きが増えることも。

② 甲区（こうく）

ここには“所有者の情報”が載っています。

つまり、誰の名義か・いつ名義が変わったかがわかる部分。

👉親の名義のままなのか、すでに相続登記が必要なのか、

　ここを見れば一目で判断できます。

「まだ亡くなった親の名義のまま」だと、

実は売却も相続も動かせません。

この確認を怠ると、片づけが終わっても売却できない…なんてことも。

③ 乙区（おつく）

ここには“所有者以外の権利”が書かれています。

たとえば――

• 銀行などの抵当権（住宅ローンの担保）

• 他人が通行できる地役権

• 以前の所有者が設定した賃借権　などなど。

👉これらが残っていると、

「ローンが残っているのでは？」「通行権の確認が必要では？」と

買主が不安に感じるポイントにもなります。

登記簿を見れば「片づけの方向性」も見える！

「家の中を片づけるより先に、書類を片づける」

実はこれが、売却や相続をスムーズに進める第一歩なんです。

登記簿を確認することで――

• 相続登記がまだなら、まず名義整理を優先

• 抵当権が残っていれば、抹消手続きの準備を

• 面積や地目にズレがあれば、測量や変更の検討を

と、やるべき順番がハッキリ見えてきます。

プロの目で確認すれば、ムダな手間を減らせる

とはいえ、登記簿の内容は専門用語も多く、

一見しても何が問題か分かりづらいもの。

「この抵当権はもう関係ないのかな？」

「誰の名義にすればいいんだろう？」

そんな時こそ、不動産のプロにお任せください。

売却を前提にした登記確認では、

・どの登記を整理すべきか

・相続登記や抵当権抹消にどれくらい時間がかかるか

・買主が安心する状態に整えるには何が必要か

をすべて整理した上で、最適な進め方をご提案します。

まとめ

「片づけが進まない家」には、

実は“登記が止まっている”という共通点が多くあります。

先に謄本を確認し、

権利関係をクリアにしておくだけで、

後の片づけも売却もスムーズに進みます！

💬

「ウチの名義、いま誰になってるんだろう？」

「登記簿ってどこで取るの？」

「抵当権が残ってたらどうすればいい？」

そんな疑問も、どうぞお気軽にご相談ください。

“片づけより先にすべきこと”を明確にして、

大切なご実家を、安心して次のステップへつなげていきましょう。

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