こんにちは、中国バス不動産の馬本です。
みなさん、「崖条例(がけじょうれい)」って聞いたことありますか?
「崖」という言葉から、なんとなく危険そうでマイナスなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
実際に、
「土地を売りたいと思ったら“崖条例にかかっている”と言われて不安になった…」
「そもそも崖条例って何?自分の土地にどんな影響があるの?」
といったご相談をいただくことは、決して珍しくありません。
特に、不動産を売却しようと考えたときに初めて耳にする方も多く、
「崖条例=売れない土地」と早合点してしまうケースも見られます。
でもご安心ください。
崖条例は、がけ地の安全性を守るために設けられた大切なルールであり、
きちんと内容を理解して対応すれば、土地の活用や売却の可能性はしっかり残されています。
崖条例とは?
崖条例とは、建築基準法に基づいて各自治体が定めている「がけ地に関する建築規制」の通称です。
特に、高さ2mを超えるがけ がある場合に適用されることが多く、建物を建てるときには安全確保のための制限がかかります。
例えば、
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崖から一定の距離を離して建築しなければならない
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擁壁工事(がけを補強する工事)が必要になることがある
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建物の配置や構造に制約がかかる
といったルールです。つまり「建物を建てる前に、崖に対する安全性を担保してください」という規制なのです。
崖条例にかかるとどうなる?
崖条例に指定されている土地を持っていると、以下のような影響があります。
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建築制限がある:家を建て替えるときに制約がかかることがある
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ローン審査に影響:買主が住宅ローンを利用する際、金融機関がリスクと判断する場合がある
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資産価値に影響:制限があることで買主に敬遠され、査定額が下がるケースもある
ただし、「崖条例にかかっている=売れない」というわけではありません。
重要なのは、どの程度の制限なのかをきちんと把握することです。
広島市なら「ひろしま地図ナビ」で確認できます
「自分の土地は崖条例にかかっているのか?」
これを簡単に調べられるのが、広島市が公開している 「ひろしま地図ナビ(都市計画情報等)」 システムです。
ひろしま地図ナビでは、
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崖条例に関連するがけ付近の建築制限情報(広島県建築基準法施行条例第4条の2)
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都市計画道路情報
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用途地域・建ぺい率・容積率などの建築制限情報
などを地図上で確認することができます。
インターネットで誰でも閲覧できるので、まずはこの「ひろしま地図ナビ」で調べてみるのがおすすめです。
売れない? いいえ、売れる方法はあります
「崖条例にかかっているから…」と諦める必要はありません。
次のような方法で、売却の道が開けるケースが多いのです。
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行政調査で内容を明確にする
→ どんな制限なのか、建築が可能かどうかを市役所で確認します。 -
擁壁工事の有無を確認する
→ すでに安全な擁壁が整備されていれば、制限が緩和されることもあります。 -
買主に合った活用提案をする
→ 建物を建てるよりも駐車場や資材置き場として利用する方法を提示するケースもあります。
このように、正しい調査と専門家のアドバイスを経ることで、「売れない土地」ではなく「活用できる土地」に変わるのです。
中国バス不動産のサポート
崖条例や都市計画道路と聞くと、不安に感じられる方も多いと思います。
ですが、私たちはこれまで数多くの「制限がある土地」でも売却実績を積んできました。
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行政調査の代行
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専門家との連携(建築士・土地家屋調査士など)
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買主への説明資料の準備
こうしたサポートを通じて、お客様の不安を安心に変え、安心して土地を引き渡せるよう伴走いたします。
まとめ
崖条例は、「土地を守るためのルール」であって「売れない土地にするためのもの」ではありません。
きちんと調査を行い、対応を整理すれば、活用や売却の道は必ず見つかります。
不安な言葉に惑わされず、まずは正しい現状把握から始めましょう。
中国バス不動産では、査定やご相談はすべて無料で承っております。
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